OpenAI社が開発した「ChatGPT」の使用中、文字入力の途中にもかかわらず誤って送信してしまったことはありませんか。
そこで、本記事ではPC版・スマホアプリ版それぞれのChatGPTの改行方法のほか、誤送信防止のコツを解説します。
最後に紹介する、ChatGPT使用時の注意点もぜひ参考にしてみてください。
また、ChatGPTの有料版(Plus)のChatGPT-4登録がまだの方は、以下の記事も参考にしてみてください。
ChatGPTで改行する方法はキーボード入力
ChatGPTは、PC版ではPCのキーボード、スマホアプリ版では改行キー押すと改行できます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ChatGPTで改行する方法1:PC版
PC版のChatGPTでは、OSやブラウザの種類に関わらず、キーボードの「Shiftキー」と「Enterキー」同時に押すと改行が可能です。
Enterキーのみを押した場合、入力内容は改行されないまま送信されてしまうため注意しましょう。
※Chromeの拡張機能で設定変更を行うと、Enterキーのみを利用して改行できます。
ChatGPTで改行する方法2:スマホアプリ版
スマートフォンやiPadを利用してChatGPTのートフォンアプリ内で改行する場合は、EメールやLINEアプリなどで一般的に利用している「改行キー」を使ってください。
改行するからといって、特殊な操作は不要です。
また、ートフォンやiPadなどのタブレットから、PC版のChatGPTを利用する場合も、「改行キー」を使えばプロンプトの改行が可能です。
なお、ChatGPTのスマートフォンのアプリのダウンロード・使用方法は、以下の記事から確認できます。
※ChatGPTアプリは以下のリンクからそれぞれダウンロードが可能です。
ChatGPTでの誤送信を防止するコツ
ChatGPTのプロンプト入力時に改行する方法がわかっていても、誤送信をしてしまうケースがあります。
この誤送信を防ぐためには、以下2つのコツを押さえましょう。
それぞれのコツを確認していきましょう。
ChatGPTでの誤送信を防止するコツ1:Google Chrome拡張機能を利用する
Chrome拡張機能「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」を利用すると、「Enterキー」のみで改行が可能になるため、誤送信を防げます。
「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」は、ChatGPTやGoogleのBird、高速AIチャットのPoeなどのAI技術が搭載されているツールを使う際、CtrlキーとEnterキーの同時押しで入力内容が送信できる機能です。逆にEnterキーのみでは入力内容が送信できなくなります。
その他のChatGPTに関連するGoogle Chrome拡張機能が気になる場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
ChatGPTでの誤送信を防止するコツ2:テキストエディタを利用する
直接、ChatGPTの入力画面からプロンプトを入力し始めるのではなく、テキストエディタを利用して入力すると誤送信が防げます。
テキストエディタとは、Windowsではメモ帳、Macではテキストエディットなどの、文章を編集する機能のことです。PC購入時にインストールされていることがほとんどのため、わざわざダウンロードする必要はありません。
テキストエディタで改行ありのプロンプトを作成し、それをコピーしたものをChatGPTの入力欄に貼り付けて送信すれば、改行せずに誤って送信してしまうトラブルを防止できます。
ChatGPT利用時の注意点5つ
業務を効率化できるChatGPTですが、利用時には以下5つの注意点があります。
それぞれの内容を確認していきましょう。
注意点1:回答内容が正しいか自分で判断する
ChatGPTから出力される回答は、自身で正しい内容か判断して利用する必要があります。
ChatGPTは高度なAIツールですが、事前学習したデータから回答を生成しており、その学習データがリアルタイムでは更新されていないためです。
また、無料版のChatGPT-3.5は2021年9月、有料版(Plus)のChatGPT-4は2022年1月までの情報でしか参照できません。
注意点2:個人情報や機密情報は入力しない
ChatGPTの利用時は、個人情報や機密情報は入力しないでください。
入力したプロンプトの内容は、他者との対話で使用される可能性があるためです。
例えば、プライベートな情報が漏れてストーカー被害に遭ったり、勤めている会社の顧客情報が漏えいして社会的信頼性を失ったりと、広範囲に影響を与える可能性があります。
知られたくない個人情報や機密性の高い企業情報などは、質問内容に含めないように意識しましょう。
注意点3:有害とされる内容には回答できない
ChatGPTは、有害と判断される内容を含む質問には、回答できないようになっています。
ChatGPTが有害としている主な内容は、以下のとおりです。
フィルタリングシステムは発展途上のため、意図しない内容の回答が生成される場合があります。
適していない回答が出力された場合は回答を削除し、開発元のOpen AI社にフィードバックを送りましょう。
注意点4:文字数に限りがある
ChatGPTのプロンプトの入力文字数には限りがあります。
最大入力文字数の目安は、GPT-3.5(無料版)だと日本語で6,000文字程度、GPT-4(有料版)だと日本語で約3,000文字程度です。
ユーザーの需要に応じてOpenAI社は制限を調整しているため、使用状況によっては制限が改善される可能性があります。
注意点5:関連サービスが停まる恐れがある
ChatGPTに障害が起きると、連携して使っているサービスが停まって利用できなくなる可能性があります。
障害が起きてもChatGPT-4と連携して利用しているサービスが使えるよう、あらかじめ確認しておくと心配は不要でしょう。
障害状況は、ChatGPTのサービス稼働状況確認Webサイトから確認できます。
その他のChatGPTに関する機能が知りたい場合は、以下の記事も読んでみてください。
ChatGPT研修「BotCamp」の特徴
わたしたちが提供する「BotCamp」は、ChatGPT研修の使い方を初心者から学べる研修です。
・日々登場する新しいAIツールやGPTsに、インプットが追いつかない
・AIツールの選択肢が多すぎて、自分にとって最適なツールを見つけられない
・生成系AIが仕事にどう役立つのか、あまりイメージできない
・すでに業務にAIを取り入れているが、使い方が適切なのかわからない
・時間をかけて学習しても、投資対効果がよいのか分からない
・プロンプトエンジニアリングって難しそう。とっつきづらく感じている
このようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
BotCampの特徴1:プロンプトを難しく考えずシンプルに捉える
生成AIからのアウトプットの質を高めるコツは、指示文を「端的に・具体的に」書くことです。
だらだらと長く書く必要はありません。プログラミングやシステムエンジニアリングのように、用語めいた難しい言葉を使う必要も一切ありません。
「プロンプトエンジニアリング」と聞くとやや学術的で高度な技術的理解が必要な印象を受けるかもしれませんが、Prompt Simpleという考え方で、誰でも最小限の労力で最大限AIパワーを活用する方法をお伝えします。
BotCampの特徴2:便利なGPTsを厳選して紹介
GPT storeにて日々増え続ける膨大なGPTsのうち、業務改革のインパクトが大きく重要なGPTsを厳選して紹介します。
業務の種類ごとに、どのGPTを使うべきか自分で考え判断できる応用力を身につけることができます。
BotCampの特徴3:Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)で「一億総データサイエンティスト」に
CSV、PDFなどのデータをアップロードした上で、ChatGPT上でPythonのコードを生成・実行できる機能「Advanced Data Analysis」を活用し、高度な専門性がなくても誰もがデータサイエンティストのようなモデル作成、データの予測ができるようになります。
BotCamp開催概要
開催日程 | 研修内容ページを確認 |
研修時間 | 9:00~17:00もしくは10:00-18:00 |
開催形式 | 対面のみ(オンライン参加不可) |
会場 | 水道橋開催の場合 コンフォート水道橋 東京都千代田区神田三崎町2-7-10 帝都三崎町ビル 2階,5階 https://www.relo-kaigi.jp/comfort-suidoubashi/access/ 神田開催の場合 BIRTH KANDA 東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田髙木ビル7F https://birth-village.com/ |
備考 | ・ChatGPT(GPT-4)が入ったWindowsPCをお持ちください ・推奨のOSはWindowsです。Macでの受講はご遠慮ください。 ・セキュリティ上ChatGPTが使えないPCでの受講はご遠慮ください。 |