この記事ではエクセル上で追加したチェックボックスを削除したいときの操作を紹介します。
単純にクリックしてもチェックマークのつけ外しの機能が優先されますし、PowerPointのように範囲を選択して一括削除することもできません。
削除の正しい手順と、複数のチェックボックスをまとめて削除する方法を解説します。
この記事ではExcelCamp講師が研修で実際に説明している手順に沿って、解説いたします。
チェックボックスを削除する方法
チェックボックスを削除する手順
手順1:削除したいチェックボックスを選択(Ctrlキーを押しながらクリック)
手順2:Deleteキーで削除
チェックボックスを削除するにはCtrlキーを押しながら削除したいチェックボックスをクリックし、Deleteキーを押します。
Ctrlキーを押しながら他のチェックボックスをクリックすれば、複数のチェックボックスを同時に選択することもできます。
この状態でDeleteキーを押せば、3つのチェックボックスを同時に削除可能です。
すべてのチェックボックスを一気に削除する方法
ひとつずつCtrlキーを押しながらクリックして削除するのも面倒ですよね。
なので、ここではExcelシートに追加されたすべてのチェックボックスを一気に削除する方法を解説します。
「一括削除」する手順(おすすめ)
手順1:F5キーを押して「ジャンプ」ボックスを開く
※PCによってはFnキーを押しながらF5キーを押す
※Ctrlキーを押しながらGキーでもOK
手順2:Altキーを押しながらSキーで「セル選択(S)」を選択
手順3:オブジェクト(B)をBキーで選択してEnterキーを押す
手順4:Deleteキーで削除
・「オブジェクトの選択」機能を使ってPowerPointと同じ要領でチェックボックスを選択して削除する方法
・「オブジェクトの選択と表示」からオブジェクトをすべて選んで削除する方法
・VBAを使う方法
など、他にもいくつか一括削除の方法はありますが、こちらで紹介する手順がもっとも素早く、すべてショートカットで操作できるのでおすすめです。
まずF5キーを押して、「ジャンプ」ボックスを表示させます。
PCによってはFnキーを押しながらF5キーを押す必要があります。
もしくはCtrlキーを押しながらGキーを押しても、同様に「ジャンプ」ボックスを開くことができます。
次に「セル選択(S)」を選びます。
()内のアルファベットをAltキーを押しながら押すことでショートカットで選択できるので、Altキーを押しながらSキーを押します。
「選択オプション」ボックスが開けたら、次に「オブジェクト(B)」を選択します。
すでにアクティブがボックス内にあるので、Altキーを押さずにBキーだけを押してチェックを付けられます。
チェックが付いたら最後にEnterキーを押して確定させると、すべてのチェックボックスが選択された状態になります。
あとはDeleteキーを押せば、一気にすべてのチェックボックスを削除することができます。
ただし「テキストボックス」などチェックボックス以外のオブジェクトを追加している場合、一緒に消えてしまいますので注意が必要です。
チェックボックスだけを削除したい場合は、
削除したくないオブジェクトをCtrl&クリックで選択解除してからDeleteキーを押すようにしてください。
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