ExcelCampメディア編集部です。
最近「ExcelCampって実際どうなの?」「本当にExcelが上達するの?」と疑問の声を多くいただきます。
そこで、過去のExcelCamp参加者にインタビューをして、当時どんな気持ちで参加し、実際に参加してみて具体的にどうなったのかを掲載していくことにしました。
記念すべき1人目のインタビューは、一番最初に開催したExcelCampに参加してくれた保坂さんに話を聞きました。
保坂さん、本日はよろしくお願いします!
いえいえ、お声がけいただきありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします!
今回インタビューした方:保坂 和久さん
名前 | 保坂 和久 |
年齢 | 20代 |
ご職業 | 外資系コンサル会社 ITコンサルタント・エンジニア |
Q. なぜExcelCampに参加しましたか?
当時は学生で、塾スタッフのアルバイトをしていました。そのバイト先の先輩からの紹介でExcelCampの存在を知りました。
中田さんはその塾の元社員でもあったので、少し経ってから中田さんがバイト先に来てくれて、社会人の先輩として色んな話をしてくれたことを覚えています。
一通り話終わってバイト仲間が中田さんに質問をしたときに、中田さんが急にExcelを開き、質問意図をExcelで整理しながら回答を始めたんです。それも爆速で。
その圧倒的な操作スピードに驚きました。
え、、、Excelってこんなに速く動くんだ。とびっくりして、次の瞬間にExcelCampへの参加を決めていました笑
当時の僕は、とにかく「できること」を増やしかったんです。
身近にExcelを使う人も多く、僕もちょくちょく使っていたので、このスキルがほしいと憧れました。
Q. 参加前、Excelはどのくらい触っていたんですか?
生徒の成績や出席率を管理するために、多少使っていた程度です。
Excelは紙で印刷する表をつくるためのツール、名簿や簡単な四則演算をするために少し便利なツールくらいにしか思っていませんでした。
紙で書いても別に良いけど、Excelなら「色」や「罫線」を付けたり太字にしたりと色々できるし、自動的に計算もできるし、メールでファイル送付もできるし、紙よりは便利だよねという感じです。
VLOOKUP関数とか、少し応用的なことも自己流で使っていましたが正直意味はわかっておらず、「こういうものだから」という感じで使っていました。
本当に「定規で線引くよりは楽だから紙よりは便利」くらいにしか
思っていなかったです(笑)。
「操作を効率化する」という概念は全くなかったですね。
Q. ExcelCampに参加してみてどうでしたか?
冒頭で中田さんに「上位1%の視覚イメージ」としてExcelを操作している様子を見せてもらったんですが、そこで改めてExcelでできることの幅広さとスピードの凄さ・わかりやすさに驚愕しました。
研修中は終始とても穏やかに丁寧に教えてくれました。実は「外資系コンサル」の方は少しお堅いイメージがあったんですが、小さな目標を達成しても一緒に喜んでくれてモチベーションが高まりました。
今では保坂さんも外資系コンサルですね笑
ですね笑
研修自体も隣の人同士で教え合ったり、普段からExcelを使っている人に対しては更なる応用を並行して学べる仕組みになっていて、参加者のレベルギャップを上手に埋める工夫がなされていて素晴らしいと思いました。
また、過去にExcelCampに参加した人がインストラクターとして補助してくれたのも良かったです。
僕たち初心者がつまづくポイントが分かっているので、こまめに声をかけてくれたり、手を上げればすぐに駆けつけてくれたりとても助かりました。
研修内容以外にも、「こんな業務でこんな操作に困ってるんだけど、なにかいい方法はないか」と質問したりもしてました。
Q. 参加前に不安はありましたか?
不安はそこまでありませんでした。むしろ「自分の知識量」と「Excelでできること」とのギャップをほとんど知らなかったので、自分の知らないことを知れる可能性にワクワクしてました。
強いて言えば、周りの参加者のレベルが高いのでは?と少し不安でした。
「上位1%を目指す」というコンセプトなので、選りすぐりの社会人やエリート大学生たちがひしめき合うレベルの高い研修なのかと思っていましたが、初めてExcelを触る人でもついていける内容でとても安心しました。
参加して本当に良かったと思います。
Q. 内容は実際の業務に活きましたか?
はい。ExcelCamp参加後も自主練をした結果、Excelの操作速度が飛躍的に上がりました。
塾のアルバイトではExcelに向き合う時間が短くなったので、代わりに生徒とコミュニケーションを取る時間が増えました。
これまで何時間もかけて作っていた表も、元データを貼り付けるだけで更新できるように作り直した結果、5分で更新できるようになってしまいました。
入社した会社では新人ながら異例の出来事が・・・
新卒で外資系コンサルティング会社に入社したんですが、新入社員向けにExcel研修があったんです。
僕は学生時代にExcelCampのスキルをマスターしていたので、正直研修の内容はすべて知っている状態でした。
事前課題も出されたのですが、全新入社員の中で最速で提出し、満点でクリアしました。
すると研修講師に声をかけられ、「君には教えることがないね。ここから先、担当してみる?」と言われ、実際にその後の研修を担当することになったんです。
この経験から、新卒2年目以降からは、社内の色んなチームに呼ばれ、Excelを教える機会も増えました。
新卒で研修講師を担当するなんて、全く聞いたことありません。
まさに異例の抜擢ですね!
Q. 現在のお仕事内容をお聞きしても良いですか?
ITコンサルタント・エンジニアとして、大手企業向けにシステム開発を行っています。プログラミングもしますがどちらかといえばクライアントの要件の洗い出しやシステムの設計書の作成、進捗などの各種管理、会議資料の作成などが主です。
Excelスキルは今もバリバリ使っていて、進捗管理やグラフの自動生成、数万件のデータ集計・分析など瞬時にできるため、ExcelCampにはとても感謝しています。
またリモート会議では特に、ディスカッションやブレストのメモにExcelを活用することで、一緒に参加している人の思考整理の助けにもなり、チーム全体の意思決定スピードが向上したと思います。会議でのタスクの持ち帰り数も激減しました。
Q. 最後に、ExcelCampはどんな方におすすめだと思いますか?
大学生から社会人まで、どんな業界の方にもおすすめだと思います。
大学生であれば社員よりもExcelができるほどにExcelスキルを向上させて、たとえば「時給の引き上げ交渉」をしてみてはどうでしょう笑。
参加の仕方としては、いつも一緒に業務を行なっている会社の同僚や、大学生であれば仲の良い友人やバイト仲間と一緒に参加することがおすすめです。
研修後も業務などで学習したことを継続的に活用して自身のスキルとして定着させて行くことが重要なので、「あれってどうするんだっけ」を研修資料だけでなく一緒に参加した人に質問・相談しながら復習する環境を自分で作るのが良いと思います。
また、一緒に参加した人と「自分たちの業務ではこうするともっと良いのではないか」とアイディアを共有できるのも良いですね。
あと実は、Excelは使わない、もしくはExcelはある程度できるけど、「PowerPoint」と「Word」をよく使うという人にもExcelCampはおすすめです。
ExcelCampはExcelに特化した話ではなく、生産性向上を図る上でMicrosoftの主製品であるPowerPointとWordにも共通した話が多くあるからです。
あとがき
Excelは何も記入しなければ「ただの白い箱」です。いかようにも使えるからこそ、使い手のExcelスキルが試されます。
ただの白い箱を、いかにわかりやすく加工できるか
相手が入力しやすい設計にしてあげる、必要最低限のこと以外は自動化する。色分けをするなど、使う相手を思いやるためには、操作スキルがどうしても必要です。
このインタビューを呼んだ方にはぜひ一度ExcelCampに参加して、その凄さを体感してほしいです!
以上でインタビューは終了です。
保坂さん、本日は有難うございました!
こちらこそありがとうございました!