関数や数式が反映されない原因
①「=」を書いていない
②書式が「文字列」になっている
③計算方法の設定が「手動」になっている
④「数式の表示モード」になっている
Excel(エクセル)で関数や数式を書いた時に、うまく結果が表示されないことがたまにあります。
いくつか原因がありますが、大抵はこの記事で紹介する4つの原因のいずれかに当てはまるはずです。
この記事ではExcelCamp講師が研修で実際に説明している手順に沿って、解説いたします。
それぞれ考えられる原因と解決方法を解説します。
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関数が反映されない原因①「=」を書いていない
大前提として、関数や数式は「=(半角イコール)」から書き始めます。
=を書いていないと式は「文字列」と判断され、計算結果が反映されません。
関数や数式を書くときは、まず何も考えず「=」を書くようにしてくださいね。
関数が反映されない原因②書式が「文字列」になっている
「=」をちゃんと書いても、書式が「文字列」になっていると結果がうまく反映されません。
書式を「標準」に戻し、F2キーでセルの中に入り、Enterキーを押すことで修正ができます。
書式を標準に戻す
Ctrl&Shift&^
※CtrlキーとShiftキーを押しながら^キーを押します。
計算式を書いたセルに移動してCtrl&Shift&^を押すと、書式が「標準」に戻ります。
次にF2キー(PCによってはFnキーを押しながらF2キー)を押して、セルの中に入ります。
最後にEnterキーでセルの外に出ると、計算結果が正しく表示されます。
関数が反映されない原因③計算方法の設定が「手動」になっている
一度書いた数式を上書きした時に計算結果が表示されない場合は、「計算方法の設定」が手動になっていることが多いです。
「数式」→「計算方法の設定」を開き、
「手動」を「自動」に切り替えることで修正できます。
「計算方法の設定」を切り替える
「自動」に切り替える:Alt+M+X+A
「手動」に切り替える:Alt+M+X+M
「自動」に切り替えることで、計算結果が即時反映されるようになります。
関数が反映されない原因④「数式の表示モード」になっている
上記のような表示になっていて関数が反映されない場合、「数式の表示モード」になっていることが原因です。
数式の表示モードの設定・解除
・Ctrl&Shift&@
※CtrlキーとShiftキーを押しながら@キーを押す
・Alt+M+H
※Altキー、Mキー、Hキーを順番に押す
上記どちらかのショートカットで解除ができます。
メニューバーの「数式」→「数式の表示」からも設定ができます。
間違えて押してしまって、直し方がわからなくなってしまうケースが多々見受けられます。
以上4つの解決法でもうまくいかない場合はExcelのバージョンが古すぎる、PCが古すぎる可能性もあります。
PCを再起動してもう一度試してもうまくいかない場合は、PCの買い替えやExcelソフトのアップデートをご検討ください。
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