コピペで使えるChatGPTプロンプト:英文のメールを作成する

ChatGPTプロンプト

#お願い
あなたは経験豊富なビジネスコミュニケーションエキスパートです。以下の日本語のビジネスメールを、自然で正確な英語のメールに変換してください

#目的
海外のパートナーや顧客とのコミュニケーションを円滑に行うため

#情報
・メールの内容:[ここに日本語のメール本文を入力]
・送信先:[送信先の役職や業界、特に考慮すべき文化や習慣等]

#ルール
・メールの文体:[例:フォーマル、カジュアル、優柔、断固など]
・英語の表現が自然であること
・指定された文体に従い、無駄な表現や言葉遣いを避けること

#出力
Subject: [英語の件名]
[英語のメール本文]

ChatGPTの回答例

プロンプト記事:英語のビジネスメール
目次

このChatGPTプロンプト(指示文)のコツ

BotCampでは、すべてのプロンプトを下記の型で書くことを推奨しております。

ChatGPTプロンプトテンプレート「Prompt Simple」

#お願い

#目的

#情報

#ルール

#出力

#お願い

「#お願い」に何を書く?
・5W1Hを意識して明確に具体的に作業をお願いする。
・仕事全体のうちの、どの役割を頼むのかを明確に伝える

#お願い
あなたは経験豊富なビジネスコミュニケーションエキスパートです。以下の日本語のビジネスメールを、自然で正確な英語のメールに変換してください

記事上部のプロンプトから引用

#目的

「#目的」に何を書く?
・なぜその仕事をお願いしているのかの目的と背景を伝える

#目的
海外のパートナーや顧客とのコミュニケーションを円滑に行うため

記事上部のプロンプトから引用

#情報

「#情報」に何を書く?
・自分とChatGPTの情報格差を無くし、前提知識を揃えるための参考情報を提供する

#情報
・メールの内容:[ここに日本語のメール本文を入力]
・送信先:[送信先の役職や業界、特に考慮すべき文化や習慣等]

記事上部のプロンプトから引用

#ルール

「#ルール」に何を書く?
・クオリティとして担保したいこと、アウトプットとして期待していることを明確に伝える

#ルール
・メールの文体:[例:フォーマル、カジュアル、優柔、断固など]
・英語の表現が自然であること
・指定された文体に従い、無駄な表現や言葉遣いを避けること

記事上部のプロンプトから引用

#出力

「#出力」に何を書く?
・アウトプットイメージを伝える(表形式、ブレッド形式など)

#出力
Subject: [英語の件名]
[英語のメール本文]

記事上部のプロンプトから引用
ExcelCamp講師 野沢先生

その他「コピペですぐに使えるプロンプト」「AIツールの使い方」を確認したい方はこちらのリンクからご確認ください。

ChatGPTのアウトプットを修正する「チューニングプロンプト」のコツ

ステップ1:部分的に再伝達
キックプロンプトの一部をコピペで再度送信する。
例:出力が期待した形式でない場合は#出力の部分を再度送信

ステップ2:「NewChat」で全文を再伝達
新しいチャット(NewChat)を開いて最初のキックプロンプトを再投稿

ステップ3:キックプロンプトを修正する
キックプロンプトの問題がありそうな箇所を修正し、NewChatで再投稿

ステップ4:このアウトプットに至った経緯を深掘り、改善を促す
例:あなたはこの回答を出すまでにどのような手順を計画し、各手順でどのような解を導き出しましたか?手順毎に詳細を教えてください。

ステップ1:部分的に再伝達

ChatGPTは指示文の一部を忘れてしまうことがあります。

「#お願い」「#目的」「#情報」「#ルール」「#出力」のうちChatGPTが無視している項目が明確な場合、その部分だけコピペして再度送信することをおすすめします。

例文

以下の観点が抜けておりますので、出力を修正してください。

#ルール

・「発言メモ」をそのまま記載してください

ExcelCamp講師 野沢先生

実際に使っていてよくあるのが、
・「#ルール」に書いた項目をいくつか忘れてしまう
・「#出力」に表形式と書いたのに、箇条書きで出してしまう
などです。

ステップ2:「NewChat」で同じ文章を入れ直す

ChatGPTは同じキックプロンプトでも、毎回違うアウトプットを出力します

ステップ1でうまくいかない場合は「NewChat」を開き、全く同じキックプロンプトを送りなおしてみることをおすすめします。

NewChat
左上の「+ New chat」を押して、同じ指示文を入れ直します
ChatGPT講師 野沢先生

この方法でもうまく行かない場合は、ステップ3に進んでください。

ステップ3:キックプロンプトを修正する

ステップ1、2でも思い通りのアウトプットが得られない場合、キックプロンプトの書き方に問題があるケースが多いです。

見直す観点
・「#お願い」の項目が「~してください」になっているか。「~したい」と願望になっていないか
・「#ルール」の項目に記載を追加して修正できるものはないか
・「#情報」の項目に文章を書きすぎていないか。削れるものはないか。

ChatGPT講師 野沢先生

上記の観点は、さまざまプロンプトの書き方を試した結果見つけた、ChatGPTのアウトプットを高めるために必要なポイントです。

ステップ4:このアウトプットに至った経緯を深掘り、改善を促す

キックプロンプトをどう直してもうまく回答が得られない場合は、最終手段として「なぜこのアウトプットに至ったのか」をChatGPT本人に質問する方法があります。

ExcelCamp講師 野沢先生

以下は、深掘り質問をするときの例文集です。

回答までの経緯を詳しく質問することで、自分とChatGPTの認識のどこに違いがあるのかを特定しましょう。

あなたはこの回答を出すまでにどのような手順を計画し、各手順でどのような解を導き出しましたか?手順毎に詳細を教えてください。
あなたがこの回答を考えたときの制約条件を教えてください。
ありがとうございます。ただ、あなたからベストな回答を引き出したいです。あなたが上記の回答を出す上で不足していた情報や不明確だったことをできるだけたくさん列挙してください。
複数ある#ルールそれぞれに対して、あなたはどのルールがもっとも重要だと判断し、この回答を導き出しましたか?

上記のような質問を投げかけてみて、アウトプットに至る経緯のうち、どこに問題があったのかを特定し、その改善を求めることで、求めるアウトプットに近づけることができます。

ChatGPT研修「BotCamp」の特徴

BotCampバナー

わたしたちが提供する「BotCamp」は、ChatGPT研修の使い方を初心者から学べる研修です。

・日々登場する新しいAIツールやGPTsに、インプットが追いつかない
・AIツールの選択肢が多すぎて、自分にとって最適なツールを見つけられない
・生成系AIが仕事にどう役立つのか、あまりイメージできない
・すでに業務にAIを取り入れているが、使い方が適切なのかわからない
・時間をかけて学習しても、投資対効果がよいのか分からない
・プロンプトエンジニアリングって難しそう。とっつきづらく感じている

このようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

BotCampの特徴1:プロンプトを難しく考えずシンプルに捉える

生成AIからのアウトプットの質を高めるコツは、指示文を「端的に・具体的に」書くことです。

だらだらと長く書く必要はありません。プログラミングやシステムエンジニアリングのように、用語めいた難しい言葉を使う必要も一切ありません。

プロンプトエンジニアリング」と聞くとやや学術的で高度な技術的理解が必要な印象を受けるかもしれませんが、Prompt Simpleという考え方で、誰でも最小限の労力で最大限AIパワーを活用する方法をお伝えします。

BotCampの特徴2:便利なGPTsを厳選して紹介

GPT storeにて日々増え続ける膨大なGPTsのうち、業務改革のインパクトが大きく重要なGPTsを厳選して紹介します。

業務の種類ごとに、どのGPTを使うべきか自分で考え判断できる応用力を身につけることができます。

BotCampの特徴3:Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)で「一億総データサイエンティスト」に

CSV、PDFなどのデータをアップロードした上で、ChatGPT上でPythonのコードを生成・実行できる機能「Advanced Data Analysis」を活用し、高度な専門性がなくても誰もがデータサイエンティストのようなモデル作成、データの予測ができるようになります。

BotCamp開催概要

開催日程研修内容ページを確認
研修時間9:00~17:00もしくは10:00-18:00
開催形式対面のみ(オンライン参加不可)
会場水道橋開催の場合
コンフォート水道橋
東京都千代田区神田三崎町2-7-10 帝都三崎町ビル 2階,5階
https://www.relo-kaigi.jp/comfort-suidoubashi/access/

神田開催の場合
BIRTH KANDA
東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田髙木ビル7F
https://birth-village.com/
備考・ChatGPT(GPT-4)が入ったWindowsPCをお持ちください
・推奨のOSはWindowsです。Macでの受講はご遠慮ください。
・セキュリティ上ChatGPTが使えないPCでの受講はご遠慮ください。