電話番号の先頭の0を表示させる方法
①「–」で区切る
②「‘」から書き始める
③=”0″&で先頭に0をつける
Excel(エクセル)に電話番号を入力すると、先頭の0が省略されてしまいます。
電話番号と言えど「数値」と認識され、自動で先頭の0が省略されてしまうのです。
この記事では、電話番号の先頭の0を省略せずに表示させる3つの方法を解説します。
この記事ではExcelCamp講師が研修で実際に説明している手順に沿って、解説いたします。
先頭の0を表示させる①「-」で区切る
「090-1234-5678」のように、電話番号を–(ハイフン)で区切ることで先頭の0が表示されます。
これから新たに電話番号を入力する場合、この方法がもっとも手っ取り早いです。
先頭の0を表示させる②「‘」から書き始める
電話番号の先頭に「‘」を書くことで、0を表示させる方法もあります。
あまり知られていませんが、
「’」は先頭に書くことで書式を「文字列」にすることができます。
電話番号の先頭の0が省略される理由は「書式が数値と認識されるから」なので、書式を強制的に「文字列」にすることで0が省略されず表示されるという仕組みです。
先頭の0を表示させる③=”0″&で先頭に0をつける
上記は「これから電話番号を入力し始める時」には便利ですが、すでに入力された電話番号に0をつける作業には向きません。
すでに入力された番号の場合は、この方法がおすすめです。
文字同士を結合させる「&」を使う方法です。以下のように式を書きます。
「0」という文字と電話番号を結合させています。Enterキーを押すと、0が先頭についた電話番号を作ることができます。
あとは「急がば回れ」で下の範囲を選択して、Ctrlキーを押しながらDキーを押せば一瞬で全範囲に数式をコピーすることができます。
「急がば回れ」はExcelCampで紹介しているセルの選択技術です。詳しくは以下の記事をご確認ください。
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