パーセントの計算方法1(おすすめ)
STEP1:割合を求める
STEP2:Ctrl&Shift&5で「%表記」にする
※「×100」は必要ありません
※CtrlキーとShiftキーを押しながら数字の5キーを押します
パーセントの計算方法2
=割合*100
小数点以下の桁数を調整する方法
桁数を増やす:Alt+H+0
桁数を減らす:Alt+H+9
※どちらも左のキーから順番に押します。
Excelで「参加率」や「目標達成率」などパーセントの計算を行う機会は多いはずです。
この記事では2種類あるエクセルでのパーセント計算の方法を解説し、それぞれの使い分けやパーセント計算を行う上でのコツを解説します。
ExcelCamp講師が研修で実際に説明している手順に沿って、解説いたします。
1セル内にパーセント表記もおさめる方法(おすすめ)
パーセントの計算方法1(おすすめ)
STEP1:割合を求める
STEP2:Ctrl&Shift&5で「%表記」にする
※「×100」は必要ありません
※CtrlキーとShiftキーを押しながら数字の5キーを押します
たとえばあるイベントの集客状況をまとめているリストを考えます。
申込数のうち何%が参加したのか「参加率」を計算してみます。
まずは割合を計算します。=参加数/申込数となるように式を書きます。
正しく書けたらEnterキーを押して式を確定させます。
次に、割合をパーセント表記に直します。
マウスで操作する場合、「ホーム」メニューの%マークをクリックします
せっかくなので、ショートカットを使った最速操作もご紹介します。
慣れれば0.2秒で割合をパーセント表記に変えられるようになります。
パーセント表記にするショートカット
最速を目指したい方:Ctrl&Shift&5
※CtrlキーとShiftキーを押しながら数字の5キーを押します
初心者におすすめ:Alt+H+P
※Altキー、Hキー、Pキーを順番に押します
まず、パーセント表記にしたい範囲を選択します。
次にショートカットを押します。
CtrlキーとShiftキーを押しながら、数字の5キーを押してください。
「%」はShiftキーを押しながら数字の5キーで入力しますよね。
なのでCtrlキーを押しながら「%」を入力すると覚えてしまっても良いです。
無事、割合がパーセント表記になりました。
またはAltキーを押してショートカットガイドをたどる場合は、Altキー、Hキー、Pキーを順番に押してもパーセント表記ができます。
Alt+H+Pはガイドをたどれば良いので、覚える必要がないことがメリットです。ただし入力に3テンポ必要なので、若干時間がかかります。
最速で入力できるのはCtrl&Shift&5です。
補足:よくあるミス
パーセント表記にする前の数字は「割合」である必要があります。
例えば「25%」と入力したい場合は「0.25」と入力してパーセント表記にします。
もし「25」と入力したセルをパーセント表記に変えると、「2500%」という巨大な数字になってしまいます。
パーセント表記に変える前の数字は0~1の間だと押さえておきましょう。
パーセントは別のセルに表記する方法
上の図のように、数字と%(パーセント)記号を分けて表記したい場合は、以下のように計算します。
=(参加数/申込数)*100となるように式を書きます。
最後にEnterキーを押して確定させてください。
見た目上、このように数字と「%」の列を分けて書くこともありますが、非常に稀です。
記事後半に紹介するセル参照での計算でも、1セル内に%表記まで収まっていたほうが扱いやすいです。
パーセントの小数点以下の表示を調整する方法
小数点以下の桁数を調整する方法
桁数を増やす:Alt+H+0
桁数を減らす:Alt+H+9
※どちらも左のキーから順番に押します。
上記のショートカットで、小数点以下の表示させる桁数を増減させることもできます。
たとえば表示させる桁数を増やしてみます。
まずは表示桁数を増やしたいセル範囲を選択します。
Altキー、Hキー、数字の0キーを順番に押します。
正しく入力できていれば桁数が増えています。
逆に表示桁数を減らすときにはAlt、H、9を順番に押します。
Altキーを押すと表示される「ショートカットガイド」をたどっているだけです。
数字の内訳をパーセント計算する方法
売上の内訳などをパーセント計算する方法を紹介します。
基本的には、割合を求めて表示形式を「パーセント表記」にする方法を取ります。
各商店の内訳を出すには、=各商店の売上/合計の売上となるように式を書きます。
ここで、D8セルに対して行列の絶対参照を設定します。
絶対参照($マーク)をつける:(Fn&)F4
※PCによってはFnキーを押しながらF4キーを押します。
D8にカーソルを合わせてF4キーを押すと、$D$8という表記になります。
この状態でEnterキーを押します。
「急がば回れ」「Ctrl&D」で下のセルにも数式を反映させます。
最後にCtrlキーとShiftキーを押しながら数字の5キーを押してパーセント表記にして完成です。
・絶対参照
・急がば回れ
・Ctrl&D
について詳しくは関連記事にまとめています。
補足:ピボットテーブルで内訳を確認する方法
ピボットテーブルで比率を表示させる方法もあります。
「ピボットテーブルのフィールド」の値に売上を2つ追加して、片方の「計算の種類」を「総計に対する比率」に変更します。
ピボットテーブルは各項目の比率を数式無しで確認できる便利なツールです。
なるべくショートカットですばやく操作する方法や、おすすめのデザインレイアウトは関連記事で紹介していますのでぜひご確認ください。
パーセントの掛け算の計算方法
申込数に参加率(%)を掛けて「参加数」を計算する方法を解説します。
=申込数*参加率となるように数式を書きます。
このままEnterキーを押せば、正しく参加数が計算できます。
「%」は文字列ですが、例外的に数字として認識してくれます。
セル参照ではなく直接入力でもきちんと計算できるので便利です。
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