エクセルで丸の数を数える方法|COUNTIF関数を使った最速技をExcel研修講師が解説

丸の数を数える方法
=COUNTIF(選択範囲,”○”)

Excelで「○」をつけたセルの数を数えるには、COUNTIF関数が便利です。

この記事ではエクセルで丸の数を数える方法や、細かな注意点について解説します。

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目次

丸の数を数える方法:COUNTIF関数の使い方

表のようにあるイベントの参加者数をExcelで管理しているとします。

参加者のセルに「○」を入力していて、参加者数の合計を調べたいときにはCOUNTIF関数を以下のように書きます。

ExcelCamp講師 野沢先生

選択した範囲の中にある『○』の数を数えてね」という意味になります。

最後にEnterキーを押せば、丸の数を自動で数えてくれます。

補足1:(ダブルクオーテーション)をつけ忘れない

COUNTIF関数に限らず、関数の中に文字を直接入力で指定する際には(ダブルクオーテーション)で文字を囲う必要があります。

“○”と書かないと正しくカウントされません
○の個数は3つなのに、「0」と表示されてしまう
ExcelCamp講師 野沢先生

関数に文字を書くときには“○”とダブルクオーテーションをつけ忘れないようにしましょう!

補足2:最後の)は省略できる

関数をすばやく書ける小技のひとつですが、最後の)は省略可能です。

この状態で「)」は書かずにEnterキーで確定しても、正しい計算結果が表示される
ExcelCamp講師 野沢先生

他にも最速でCOUNTIF関数を書くためのテクニックはこちらの記事にまとめております。

補足3:「丸」の種類に要注意!

実は「丸」の記号は2種類あります。

Excelだと非常に見分けがつきにくいので、どちらの丸を使っているのかきちんと判断する必要があります

ExcelCamp講師 野沢先生

「丸」と「大きな丸」が2種類あります。

どのくらい見分けがつきにくいか、下の画像をご覧ください。

ExcelCamp講師 野沢先生

よくみれば若干「大きな丸」のほうが確かに大きいですが、ほとんど同じですよね笑

もちろんExcel上では全く違う文字として認識されるので、丸の表記が正しくないと、COUNTIF関数の結果も正しく反映されません。

元のリストに2種類の「丸」が混在している可能性もあるため、まずは「丸」と「大きな丸」どちらかに表記を統一してからCOUNTIF関数で数えるようにしてください。

そもそも表記ゆれを起こさないリストづくりも大切です。

データの入力規則(プルダウン)を使って、どちらかの「丸」しか入力できないよう設定する方法がおすすめなので、詳しい設定手順は下記の記事を参考にしてください。

ExcelCamp講師 野沢先生

もしくは「丸」と「大きな丸」どちらが入っていてもカウントできるように、

=COUNTIF(範囲,”○()”)+COUNTIF(範囲,”◯(大きな丸)”)

と書いてしまっても良いです。

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