エクセルの表示/非表示はおすすめしない3つの理由と、代わりのショートカットキーを解説!

ExcelCamp講師
おすすめのショートカット

グループ化 [見出しへ▼]
グループ化する:Shift&Alt&
グループを閉じる:Alt+A+H
グループを開く:Alt+A+J
グループ化を解除する:Shift&Alt&


おすすめしないショートカット
行を非表示にする:Ctrl&9
行を再表示する:Shift&Ctrl&9
列を非表示にする:Ctrl&0
列を再表示する:Shift&Ctrl&0※使えないPCあり

Excelには行・列を表示/非表示にする機能とショートカットがありますが、グループ化という機能のほうが便利です

この記事では「初心者から上位1%を目指す!ExcelCamp」の講師が、表示/非表示機能をおすすめしない理由と、おすすめ機能「グループ化」を紹介します

またシートの非表示やリボンの非表示も記事後半でご紹介しています。

この記事ではExcelCamp講師が研修で実際に説明している手順に沿って、解説いたします。

※Mac版Excelのショートカットは紹介していません。Windows版のショートカットのみを紹介しています。

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

目次

ショートカットキーの表記について

ExcelCampではショートカットの表記を以下に統一しています。

・「&」は同時に押すショートカットです。たとえばCtrl&Cなら、Ctrlキーを押しながら同時にCキーも押すことで発動します。

・「+」は順番に押すショートカットです。たとえばAlt+E+Lなら、Altキーを押した後に一度指を離し、ELキーをそれぞれ順番に押すことで発動します。

Excelの表示/非表示機能をおすすめしない理由

表示/非表示に関するショートカット
行を非表示にする:Ctrl&9
行を再表示する:Shift&Ctrl&9
列を非表示にする:Ctrl&0
列を再表示する:Shift&Ctrl&0※使えないPCあり

上記はExcelの表示/非表示機能を使う際のショートカットです。

3~7行目を非表示にしています

このように一部の行・列を非表示に設定できるのですが、以下の理由から使用はおすすめしていません

おすすめしない理由1:非表示にしている箇所が視覚的にわかりにくい

まず、非表示にしている箇所がひと目で分かりづらいです。

図では4~5行目と7~22行目を非表示にしています

もしも大切な情報を非表示にしている場合は第三者が見落としてしまう可能性があり、業務全体の非効率につながりかねません

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

おすすめしない理由2:ショートカットを知らない人が再表示しにくい

非表示になっている箇所を再表示するショートカットは下記ですが、マウスで操作する方法がわかりづらいです。

表示/非表示に関するショートカット
行を再表示する:Shift&Ctrl&9
列を再表示する:Shift&Ctrl&0※使えないPCあり

ExcelCamp講師 野沢先生

全員が「再表示」のショートカットを知っているわけではないので、

操作に苦戦する人が現れやすい機能だと考えています。

おすすめしない理由3:列の再表示のショートカットが反応しないPCがある

再表示のショートカットについて、実は列の再表示は使えないPCがあります

ショートカットがPCによって安定しない点も、おすすめできない理由です。

表示/非表示切り替えの代わりにおすすめな「グループ化」について解説

グループ化に関するショートカット
グループ化する:(行・列を選択した状態で)Shift&Alt&
グループを閉じる:Alt+A+H
グループを開く:Alt+A+J
グループ化を解除する: (行・列を選択した状態で) Shift&Alt&

グループ化は表示/非表示の代わりに最適な機能です。

閉じている箇所が視覚的にわかりやすく、
開いている状態でも、どこがグループ化されているかわかりやすいです
ExcelCamp講師 野沢先生

グループ化はショートカットを知らない方でも、「+」「-」マークを押して開く・閉じるの操作ができるため、

万人にフレンドリーな機能といえます。

すべてショートカットで操作するための技術は以下の記事で紹介しています。

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

Excelシートを非表示にするショートカットキーを解説

Windowsノート_シートの非表示_ショートカット

Alt+H+O+U+S

Excelのシートを非表示にするショートカットキーは、Altキー、Hキー、Oキー、Uキー、Sキーの順番で押すことで発動します

Altキー、Hキーの順番に押すとホーム内のメニューにショートカットガイドが表示されます。

Oキーを押して「書式」アイコンを開くと、以下の画面がでます。

Uキーを押して「非表示/再表示」の項目を表示させます

「シートを表示しない(S)」をSキーで選択することでシートを非表示にできます

Sheet4を開いた状態でAlt+H+O+U+Sをすると
Sheet4が非表示になります

シートを再表示する方法

Alt+H+O+U+H

非表示にしたシートを再表示する方法は、上記のショートカットです。

Alt+H+O+Uと押して「非表示/再表示」の項目を開くところまでは同じです。

「シートの再表示」にはHキーが割り振られているので、Hキーを押します

このような再表示ボックスが出てくるので、再表示したいシートを選んでEnterキーを押すことで完了です

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

Excelのメニュー(リボン)を非表示にするショートカットキーを解説

Windowsノート_リボンの表示・非表示を切り替え_ショートカット

Excelのメニュー(リボン)の表示/非表示は、Ctrlキーを押しながらF1キーを押すことで発動します。

PCによってはF1キーと一緒にFnキーも押す必要がありますので、うまくいかない方は試してみてください。

リボンとは、メニューが書かれている以下の項目のことです。

ExcelCamp講師 野沢先生

Excel上級者ほどExcelの機能はメニューの場所ではなくショートカットで覚えているので、

メニューバーを常に表示しておくよりも、セル編集の画面を広く確保したいときがあり、そんなときに便利なショートカットです。

Ctrl&F1でリボンを非表示にした状態

再表示したいときには、再度Ctrl&F1を押すだけです

再度Ctrl&F1を押すことで、再表示できました

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

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※10点満点中の評価の平均値。

休日1日を研修に使うのは「やや重たい」というご意見もいただきます。

しかし、本当にExcelスキルを実践で使えるレベルで高めるとなると、通常数年はかかるものです

実際にExcelCampで教える内容は、代表の中田が業務コンサルタントとして数年間、毎日10時間以上Excelと向き合った結果ようやく生まれたスキルです。

そのことを考えると、休日の「たった1日」を投資して、その後のExcel業務の生産性を圧倒的に高めることは決して悪くない選択だと思います。

参加者の中にはお伝えしたスキルを仕事の現場で活かし、生産性が「20倍」になったという事例もあります。

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※全4回の動画のダイジェスト版です。
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