ExcelCamp講師
おすすめのショートカット
今日の日付を入力 [見出しへ▼]
Ctrl&;(セミコロン)
関数で書く場合 [見出しへ▼]
=TODAY()
※開くたびに今日の日付に書き換わる
現在の時刻を入力 [見出しへ▼]
Ctrl&:(コロン)
関数で書く場合 [見出しへ▼]
=NOW()
※開くたびに今の時刻に書き換わる
連続した日付データを入力 [見出しへ▼]
Alt+E+I+S+Enter
連続した曜日データを入力 [見出しへ▼]
Alt+E+I+S+Alt&F+Enter
連続データボックスの「オートフィル」機能を使うショートカットです
関数で書く場合 [見出しへ▼]
「月」「火」「水」の表記:=TEXT(値,”aaa”)
「月曜日」「火曜日」の表記:=TEXT(値,”aaaa”)
「Mon」「Tue」「Wed」の表記:=TEXT(値,”ddd”)
「Monday」「Tuesday」の表記:=TEXT(値,”dddd”)
※「値」には日付が書かれたセルを参照するか、直接入力する必要があります
Excelで日付、時間、曜日を入力するときに便利なショートカットはいくつか存在します。
この記事では「初心者から上位1%を目指す!ExcelCamp」の講師が、最も効率の良い「日付」「時間」「曜日」を入力するショートカットを紹介します。
※Mac版Excelのショートカットは紹介していません。Windows版のショートカットのみを紹介しています。
ショートカットキーの表記について
ExcelCampではショートカットの表記を以下に統一しています。
・「&」は同時に押すショートカットです。たとえばCtrl&Cなら、Ctrlキーを押しながら同時にCキーも押すことで発動します。
・「+」は順番に押すショートカットです。たとえばAlt+E+Lなら、Altキーを押した後に一度指を離し、E、Lキーをそれぞれ順番に押すことで発動します。
Excelシートで「今日の日付」を入力するショートカット
Ctrl&;(セミコロン)
今日の日付を入力するショートカットは、Ctrlキーを押しながら、;(セミコロン)キーを押すことで発動します。
ショートカットを使う方法では、日付は「値」で直接入力されるので、日にちが変わっても入力された日付は「2021/12/10」のままです。
請求書の請求日や入金日、シートの最終更新日など
日によって情報が変わってほしくない日付の入力をする際には、このショートカットを使います。
TODAY関数を使って日付を書く方法
日付はTODAY関数を使うことでも入力することができます。
Ctrl&;(セミコロン)との違いは、日にちが経つごとに入力も更新されることです。
たとえばTODAY関数を書いたファイルを「2022年1月1日」に開けばTODAY関数の表示も「2022/01/01」に、2022年1月2日に開けば「2022/01/02」に変わっています。
良くも悪くもTODAY関数で入力したデータは日付とともに「変わってしまう」ので、
日付が変わってはいけない箇所にはTODAY関数は使わないようにしましょう。
連続する日付データを一瞬で書く方法
Excel上、日付データは「数値データ」として扱われます。そのため「今日の日付+1」という演算を書くと明日の日付を出すことができます。
この性質を利用すると、連続データを入力するショートカットAlt+E+I+S+Enterを使って、複数の連続した日付を一瞬で書くことができます。
Alt+E+I+S+Enterでは、「選択範囲で+1ずつ数字を増やす」という操作を行っています。
「今日+1」は「明日」になる日付の性質を利用した技です。
Alt+E+I+Sはなかなか覚えにくいショートカットなので、
「(E)ええ感じで、(I)いっこずつ、(S)数字増やす」と覚えてみてください。
覚えやすいかは別ですが。。。笑
日付の書式を変更する方法
Ctrl&1(数字)を押すことでセルの書式設定を開けます。
←キーと→キーを押すことでタブを移動できます。日付の書式は「表示形式」というタブ内で変更します。
セルの書式設定で使えるショートカット
アクティブを変更する:Tabキー、Shift&Tabキー
「分類」にアクティブを移動する:Alt&C
「種類」にアクティブを移動する:Alt&T
Excelシートで「今日の時刻」を入力するショートカット
Ctrl&:(コロン)
今の時刻を入力するショートカットは、Ctrlキーと:(コロン)キーを同時に押すことで発動します。
日付同様に、ショートカットを使う方法では「値」が直接入力されるので、日にちが変わっても入力された日付は変わりません。
NOW関数を使って日付を書く方法
日付はNOW関数を使うことでも入力することができます。
Ctrl&:(コロン)との違いは2つあります。
1つ目はTODAY関数と同様に、時間が経つごとに入力も更新されることです。今14:26と表示されたとしても、1分後には「14:27」、10分後には「14:36」に表示が変わります。
NOW関数の時刻、TODAY関数と同様に「変更されてしまう情報」です。
時刻が変わってはいけない箇所には使わないようにしましょう。
オートフィル機能で、「曜日」を一瞬で入力するショートカット
Alt+E+I+S+Alt&F+Enter
曜日を入力する手順は、以下のオートフィルを使った方法が最速です。
①まず1番上の日付に曜日を手入力します。
② ①で入力した曜日が一番上に来るように、曜日入力をしたい範囲を選択します。
③Altキー、Eキー、Iキー、Sキーの順番で押して「連続データ」ボックスを開きます
④ Alt&F(同時押し)で、「オートフィル」にチェックを付けます。
⑤ Enterキーを押すと、一気に曜日が入力されます。
オートフィルの機能はとても便利で、
「月曜日」「Monday」「Mon」など別の曜日表記でも反応してくれますし、
「1月」「2022年」「子(十二支)」など他の連続データでも使用することができます。
連続データを使うときは、②の選択する工程を忘れがちです。
しっかりと手になじませて、一連の操作をセットで覚えるようにしてください。
TEXT関数を使って曜日を書く方法
TEXT関数を利用することでも、曜日を入力することができます。
TEXT関数の書き方
「月」「火」「水」の表記:=TEXT(値,”aaa”)
「月曜日」「火曜日」の表記:=TEXT(値,”aaaa”)
「Mon」「Tue」「Wed」の表記:=TEXT(値,”ddd”)
「Monday」「Tuesday」の表記:=TEXT(値,”dddd”)
たとえば「月」「火」「水」表記で曜日を入力したい場合、下記のように関数を記入します。
あとは下のセルを「急がば回れ」で選択し、Ctrl&Dでコピーすることで曜日を一瞬で記入することができます。
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