Excel(エクセル)で簡単かつ一瞬でナンバリングする(連番を振る)方法!ROW関数含む3パターン解説

ナンバリングする(連番を振る)方法

おすすめ順
①「連続データ」ボックスを使う方法 [見出しへ]
ROW関数を使う方法 [見出しへ]
③「=上のセル+1」と書く方法 [見出しへ]

覚えたいショートカット
「連続データ」ボックスを開く:Alt+E+I+S
好きなセルに移動する:(Fn&)F5
ワープ選択:Shift&Ctrl&
下にコピー:Ctrl&D
※「+」は順番に押すショートカットです。AltEISの順に押してください。
※「&」は同時に押すショートカットです。ShiftCtrlキーを押しながらキーを押してください

Excelでリストを作成する際、ナンバリングする(連番を振る)作業がよく発生します。

手入力でいちいち入力するわけにはいきませんし、数百行以上ある場合マウスを使った操作も非効率です。

この記事ではショートカットや関数を使って、効率よくエクセルにナンバリングする(連番を振る)方法を紹介します。

ExcelCamp講師 野沢先生

数ある方法の中でも、「たとえ何万行あっても一瞬でナンバリングできる方法」に絞って3つご紹介します。

ぜひこの記事で覚えてくださいね!

ExcelCampはExcel初心者・苦手な方のための研修です。
・たった1日でExcel操作が「激変」します。
・講義中に反復練習するから、その場でExcelが得意になります。
・延べ10,000名以上が参加し、満足度は9.71(10点満点)です。

目次

一瞬でナンバリングする方法①:「連続データ」ボックスを使う方法

Excel_連続データ_ショートカット

「連続データ」ボックスを開くAlt+E+I+S

一番おすすめの方法です。今回はA3セルからA102セルまで「1~100」のナンバリングをします。

まず、ナンバリングしたいセルの一番上に、半角で1と入力します。

次にナンバリングしたい範囲を選択します。

F5キーを押して「ジャンプ」ボックスを開いてください。
※PCによってはFnキーを押しながらF5キーを押します。

「参照元」にカーソルがあるので、a102と入力してEnterキーを押します。

一気にA102セルまで移動できました。

次にShiftキーとCtrlキーを押しながらキーを押してA3セルからA102セルをワープ選択します。

この状態でAltキー、Eキー、Iキー、Sキーを順番に押して、「連続データ」ボックスを開きます。

「増分値」がデフォルトで1になっているので、Enterキーを押して確定させるとナンバリングが完了します。

ExcelCamp講師 野沢先生

Alt+E+I+Sはガイドを辿れず、覚えにくいショートカットなので、

ええ(E)感じで、一個(I)ずつ、数字(S)を増やす」と覚えてください笑。

一瞬でナンバリングする方法②:ROW関数を使う方法

ROW関数とは
セルの行番号を表示する関数。

書き方:=ROW()

2つ目はROW関数を使う方法です。

ナンバリングをしたいセルの一番上に、=row()と書きます。

このままだと行番号である「3」が結果として表示されるため、-2と書きます

Enterキーを押して、結果が「1」になれば成功です。

ExcelCamp講師 野沢先生

今回はナンバリングを始める行が「3行目」だったので、-2をして結果が「1」になるように調整しました

なので「4行目」なら-3、「5行目」なら-4をして調整してください。

次に方法1と同じ方法で、「ジャンプ」ボックスワープ選択を使ってA3セルからA102セルを選択します。

最後にCtrlキーを押しながらDキーを押して、上の関数をすべての行にコピーして完了です。

ExcelCamp講師 野沢先生

方法2では関数を使っているため、オートフィルタなどで行を並び替えるとナンバリングが変わってしまいます

なので順番を入れ替える可能性がある場合は、すぐさまコピー→値貼り付けをすることを推奨しています。

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ナンバリングした数字を値データに変える方法

値貼り付けの手順

①ナンバリングしたセル全体を選択
Ctrl&Cでコピー
Alt+E+S+V+Enterで値貼り付け

まずROW関数でナンバリングしたセルをすべて選択します。

次にCtrlキーを押しながらCキーを押してコピーをします。

そのまますべてのセルを選択した状態でAltキー、Eキー、Sキーを順番に押して「形式を選択して貼り付け」ボックスを開きます。

値(V)を選択するためにVキーを押します。

Enterキーを押して確定させると、関数がすべて値データに書き換わります。

最後にEscキーでコピーモードを解除して完了です。

ExcelCamp講師 野沢先生

値貼り付けのショートカットAlt+E+S+V+Enterはとても良く使うので、ぜひ覚えてくださいね!

ROW関数を使った応用技

ExcelCamp講師 野沢先生

・3行目のときは-2
・4行目のときは-3
・5行目のときは-4

のように、いちいち行に合わせて引き算する数字を確認することが面倒な方は、上記の書き方をおすすめします。

ROW(ひとつ上のセル)を引き算することで、どのセルにいても結果を「1」にすることができます

引き算するセルはF4キーで絶対参照に指定してください。
※PCによってはFnキーを押しながらF4キーを押します。

一瞬でナンバリングする方法③:「上のセル+1」と書く方法

最後の方法は、足し算(+)を使います。

まず、ナンバリングしたいセルの一番上に、半角で1と入力します。

ひとつ下のセル(今回はA4セル)に=A3+1と書いてEnterキーを押します

次に方法1と同じ方法で、「ジャンプ」ボックスワープ選択を使ってA3セルからA102セルを選択します。

最後にCtrlキーを押しながらDキーを押して、上の数式をすべての行にコピーして完了です。

ExcelCamp講師 野沢先生

ROW関数同様、ナンバリング後は値貼り付けすることをおすすめします。

やり方は、方法2に記載しているのでご確認ください。

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